はじめに
「資格、何か取っておいた方がいいよな…」 そんな風に思ったことがある人は多いと思う。
でも、いざ調べてみると種類も多いし、難しそうだし、そもそもどれが自分に合ってるのか分からない。 自分も、最初はまさにそんな感じだった。
大学生になって時間ができて、「せっかくなら何かやっておきたいな」と思っても、 資格ってなんとなくハードルが高そうに見える。 しかも、ネットを見れば「独学で受かった」「予備校必須」など、いろんな意見があってさらに迷う。
今回は、資格に興味はあるけれど、何から始めたらいいか分からない人に向けて、 自分の経験をもとに“最初の一歩の踏み出し方”を書いてみる。 「とりあえずやってみるか」くらいの気持ちで読んでもらえたらうれしい。
春から大学生になり、「何か将来の役立つことをしたい」と考得ている大学生に役立てば。
資格を選ぶときに考えたこと
自分が最初に取ろうと思ったのは「宅建」だった。
勉強を続けるためのモチベーションが欲しかったので、難易度(独学でもいけそうか) ・勉強時間(どのくらいかかるか) ・法律系の内容が多い=汎用性がある みたいなことも一応調べた。
資格は本当にいろいろある。 英語系、IT系、会計系、国家資格、民間資格、趣味系のものまで。 最初は「どれが一番いいか」を探すよりも、 「自分がちょっとでも興味を持てるかどうか」を基準にした方がいいと思う。
実用性や将来性ももちろん大事だけど、勉強は毎日のこと。 まったく興味が持てないものを続けるのは、かなりしんどい。
最初の資格は、“興味7割、実用性3割”くらいのバランスで選んでよかったと思ってる。
勉強の始め方で意識したこと
勉強を始めるときに、いきなり教材をガッツリそろえたり、予備校に申し込んだりはしなかった。
まずは本屋に行って、宅建の参考書をパラパラめくってみた。 「読めそう」「ちょっと面白そう」と思ったものを1冊だけ買ってみた。一番薄いやつ。
そこからは、いわゆる“スキマ時間”を使ってちょこちょこ読み進めた。
・通学中に読む(満員電車でも読めるサイズを選ぶ) ・空きコマに10分だけ問題を解く(カフェや大学のラウンジで) ・バイト前の30分を“宅建タイム”にする(場所を決めて習慣化)
こういう「日常のどこに挟むか」を意識するだけで、最初のハードルがだいぶ下がる。
大事なのは「最初から完璧を目指さないこと」だと思う。 最初は5分でも10分でもOK。 その短時間の積み重ねが、1ヶ月後には勉強習慣になっている。
続けるコツは「仕組み」にすること
「今日はやる気が出ない」って日も必ず来る。 だからこそ、やる気に頼らず“やる時間を決めておく”のが大事だった。
例えば、 ・朝起きたら参考書を5分読む ・前日に「明日やること」を決めておく ・正解/不正解をノートに記録して進捗を見える化 など、小さな習慣や仕組みを積み重ねた。
Notionで過去問の記録をつけるのも、モチベ維持に効果があった。 「今日はここまでやった」「この分野はまだ弱い」など、目に見える形にすると前進してる実感が持てる。
続けるためには、精神論より「仕組み」が強い。
モチベーションに頼らないことが継続のコツ
まとめ:正解はない。でも、動くと見えてくる
資格選びや勉強の始め方に“正解”はない。 大事なのは、少しでも動いてみること。
迷ったら、本屋で気になる資格の参考書を1冊読んでみる。 読めそうなら、続けてみる。それだけでOK。
「何かやってみたい」と思ったときが、一番の始めどき。
完璧な計画はいらない。 どんなに小さな一歩でも、それが未来を変えることがある。
最初の一歩は、思っているよりずっと小さくていい。 でも、その一歩を踏み出したかどうかで、半年後の自分は確実に違っている。
「なんか資格取りたいかも」と思った今が、その一歩を踏み出すチャンスかもしれない。
この記事が、「よし、ちょっとやってみようかな」と思うきっかけになればうれしい。
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