大学生が不動産鑑定士を目指す。リアルな1日の過ごし方

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はじめに

「大学生は時間がある」と言われることが多いが、実際には授業、アルバイト、レポートなど、意外と忙しいものである。そのような状況の中で不動産鑑定士という難関資格を目指すことに、疑問を抱く人もいるだろう。

筆者は大学3年生で宅建に独学で合格し、その後、不動産鑑定士を目指して学習を続けている。現在は授業、アルバイト、勉強を両立しながら、日々努力している。本稿では、そんな筆者の「リアルな1日の過ごし方」を紹介したい。


平日のスケジュール

朝:起床後すぐに前日の復習

朝は6時頃に起床し、まず20分ほど前日の復習を行っている。頭がすっきりしている時間帯に復習をすることで、記憶の定着が良くなると感じている。

予定がない日は、そのまま1時間程度の勉強時間を確保している。

日中:大学の授業とスキマ時間の活用

授業の合間や通学中の時間には、行政法規のテキストを読んだり、鑑定評価基準の暗記を進めたりしている。たとえ5分程度の短時間であっても、「少しだけでも読む」ことを意識している。

夕方:アルバイト(コンビニで6時間)

夕方からはコンビニで6時間ほど勤務している。勤務中は基本的に勉強はできないが、民法の論点を頭の中で整理することもあり、それが意外と役に立つこともある。

夜:軽く振り返りまたは休養

帰宅後はすでに夜遅くなっているため、無理をせず軽く振り返りを行うか、疲れている場合には思い切って休養をとることにしている。継続することを最も重要視しているためである。


全休の日・土日の勉強スタイル

授業がない日や土日には、5時間程度のまとまった勉強時間を確保している。主に過去問の演習や論文対策に充てている。

週単位で「今日は暗記中心」「今日は演習重視」など、学習内容にメリハリをつけるよう心がけている。


両立のために工夫していること

1. スキマ時間に取り組む内容を決めておく

短時間でも対応できる内容(暗記やテキスト読み)を事前に決めておくことで、迷うことなく行動に移せる。

2. 前日に翌日の計画を立てる

「何時に、何をやるか」を前日の夜に明確にしておくことで、翌日の行動がスムーズに始められる。朝の復習を日課にできているのも、この計画があるからである。

3. 完璧を求めすぎない

平日は1日2時間の勉強ができれば上出来と考えている。重要なのは、勉強時間の長さではなく、継続と集中力の維持である。


まとめ

大学生活と不動産鑑定士の勉強を両立するのは確かに大変である。しかし、工夫次第で無理なく続けることも十分に可能である。

重要なのは完璧を目指すのではなく、少しずつでも確実に継続することである。本記事が、資格取得を目指す大学生にとって少しでも参考になれば幸いである。

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