はじめに:模試って本当に必要?
宅建の勉強を進めていると、必ず一度は迷うのが「模試を受けるべきかどうか」という問題です。
市販の模試や通信講座の模試、無料の模試イベントなど、選択肢は多いものの、
「まだ早い気がする」「解けなかったら落ち込むかも」と、受けるタイミングや活用法に悩む方も多いはずです。
私自身も、最初は模試に対してあまり積極的ではありませんでした。
でも、実際に模試を取り入れてから、勉強の優先順位が明確になり、時間配分の感覚も養われたと実感しています。
✅この記事では、宅建模試の必要性・受けるタイミング・活用法、そして私自身が使ってよかった模試教材まで、実体験をもとに詳しく紹介します。
宅建模試を受けるメリット

模試は、ただの「腕試し」ではありません。
むしろ模試こそが、合格に近づくための“戦略ツール”だと私は考えています。
1.本番の時間感覚を体得できる
宅建試験は2時間で50問。1問あたり約2分半しかありません。
模試を通して時間配分の感覚を実践的に身につけておくことで、試験本番で焦らずに解き切る力が養われます。
2.弱点が“数字”で見えてくる
模試は、分野ごとの正答率や理解度を客観的に把握できます。
私は模試の結果をノートにまとめ、次回までに改善すべきポイントを明確にしていました。
3.本番と同じ形式でアウトプットできる
マークシート形式の模試は、本番を想定して実践できる貴重な機会。
知識を“使う練習”としての模試は、暗記だけの学習では得られない気づきをくれます。
実際に受けるべきタイミングと回数
◆ 模試を受けるおすすめタイミング
- 本番の2ヶ月前(8月中旬〜9月)
- 本番の3週間前(9月下旬)
- 本番1週間前(10月初旬)
◆ 模試は何回受ければいい?
おすすめは最低2回、多くて3回程度。
解いた後の復習にこそ時間をかけることで、模試の効果は最大化されます。
宅建模試おすすめ3選(市販+通信講座)
① TAC出版|本試験をあてるTAC直前予想模試
- 模試3回分+丁寧な解説冊子付き
- 解答用紙付きで本番形式を練習可能
- 赤シート対応で復習にも便利
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② フォーサイト|模擬試験セット
- 通信講座形式の高精度な模試
- オンライン解説講義つき
- 弱点補強+予行練習にぴったり
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③ LEC|ファイナル模試シリーズ
- やや難しめ、実力強化に最適
- 解説が詳しく、学習資料としても優秀
- 法改正対応済み
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模試の活用法:受けっぱなしにしない工夫

① 間違えた問題は「なぜ間違えたか」を記録する
ミスの原因を分類して記録することで、再発防止になります。
② 正解した問題でも“自信がなければ”復習対象にする
たまたま正解した問題こそ、理解を深めるチャンスです。
③ 結果をもとに勉強の優先順位を見直す
模試結果は勉強方針を再調整する“地図”として活用しましょう。
私が実践した模試の活かし方
- 当日に解き直す
- 原因コメントを書いてノートに記録
- 分野別正答率から弱点克服プランを立てる
模試を“点数チェック”ではなく“軌道修正ツール”として使ったことで、落ち着いて本番に臨むことができました。
まとめ|模試は「使い方次第」で合否を分ける
模試は「いつ受けるか」「どれを選ぶか」「どう復習するか」で効果が大きく変わります。
本番と同じ環境で練習できることは、精神的な余裕にもつながります。
- 自分に合った模試を選ぶ
- 適切なタイミングで受ける
- 復習で知識を定着させる
模試は、合格に必要な“仕上げ”の要です。
あなたの学習にぜひ取り入れてみてください。
私が使用した基本テキストについては、こちらで解説しています。
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