宅建試験の勉強で「一問一答」を使っている方は多いと思います。
ただ、何となく解いて終わりにしていませんか?
私は、一問一答を「記録学習ツール」として活用することで、短期間で得点力を底上げすることができました。
特に活躍したのが宅建士合格のトリセツ一問一答です。
✅今回は、私が実践していた「正答率の記録法」と、トリセツ一問一答の使い倒し方を、具体的に紹介します。
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なぜ一問一答に「記録」が必要なのか?
一問一答はアウトプットに最適な教材ですが、解くだけでは知識は定着しません。
大切なのは、「できたかどうか」「なぜ間違えたか」を把握し、それを復習につなげることです。
記録を残すことで、次のようなメリットがあります。
・自分の苦手分野が明確になる
・復習の優先順位がつけやすくなる
・勉強の積み重ねを可視化できる
・「わかったつもり」を防止できる
宅建試験は「覚えていれば解ける」問題が大半です。
つまり、どこで覚えきれていないかを可視化することが、合格への近道なのです。
私のやり方:トリセツ巻頭の「目次」を正答率チェック表にする
トリセツの一問一答には、巻頭に分野ごとの「目次ページ」があります。
私はそこを、正答率の記録表として活用していました。
具体的な使い方
- 各章(例:都市計画法、重要事項説明、所得税など)の横に、「1回目:72%」「2回目:89%」のように正答率を記入
- 回を重ねるごとに、改善しているかどうかを比較
- 正答率が70%未満の分野にはマーカーを引く(復習対象)
- 全体を見渡して、苦手が集中しているテーマを優先的にやり直す
この方法はとにかく一目で弱点がわかるのがポイントです。
「まだ民法が曖昧だな」「業法はもういける」などが、感覚ではなく数字で把握できるようになります。
本文では〇×△チェック+メモ

各問題については、以下のような感じでチェックをつけていました。
- 〇:自信を持って正解できた
- △:迷ったけど正解(あいまいなので再チェック)
- ×:間違えた問題(解説をしっかり確認)
さらに、間違えた問題には短くメモもつけておきます。
例:
- 「語尾の違いに注意」
- 「◯年以内→◯ヶ月以内、ケアレスミス」
- 「例外ルールを見落とし」
これを繰り返すことで、同じミスを防ぎやすくなり、復習効率がどんどん上がっていきます。
使っていたのは『宅建士 合格のトリセツ 一問一答』
私が実際に使っていた教材がこちらです。
2025年版 宅建士 合格のトリセツ 頻出一問一答式過去問題集 (宅建士合格のトリセツシリーズ) [ 友次 正浩 ]
おすすめポイント
- 過去問をベースにしているので、試験に出るツボがわかりやすい
- 解説が簡潔で、必要な知識に絞って覚えられる
- コンパクトなサイズで、通学・通勤などのスキマ時間にぴったり
- 巻頭目次があることで、正答率の記録に使える唯一の一問一答集(これ地味に超便利です)
1冊でアウトプットから弱点管理まで完結できるのが、トリセツの大きな魅力でした。
スキマ時間にもぴったりの勉強法
この正答率記録法は、スキマ時間学習とも相性が抜群です。
- 通学中の電車内で10問解いて、正誤をチェック
- 帰宅後に正答率を目次に記録
- 寝る前に×問題だけ見直す
このサイクルを毎日回すことで、短時間でも効率的に力をつけることができます。
実際に感じた効果

このやり方を取り入れてから、以下の変化を感じました。
- 復習の優先順位に迷わなくなった
- 苦手分野の正答率が上がり、全体の得点力が安定した
- 「あと何%で満点だ」という感覚が持てて、目標が具体化された
- 勉強が“作業”ではなく“戦略”になった
「やみくもに問題を解いていた頃」と比べると、同じ時間で得られる成果が全然違うと実感しています。
まとめ:目次を活用して、宅建を攻略しよう
宅建試験の勉強で大切なのは、自分の弱点に気づき、対策を取ることです。
そのために一問一答を使うなら、ぜひ「記録」と「分析」をセットで取り入れてみてください。
2025年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト (宅建士合格のトリセツシリーズ) [ 友次 正浩 ]“>合格へのトリセツ基本テキストを使用していました。
こちらの記事でも紹介しています。
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