こんにちは、ハルです。
勉強って、「やったかどうか」以上に「覚えているかどうか」が大事だと思います。 だから私は、インプットと同じくらい、むしろそれ以上に“復習”を大切にしています。
その理由は、エビングハウスの忘却曲線にあります。
✅この記事では、記憶の仕組みと、自分が実践している復習の習慣について書いてみます。
エビングハウスの忘却曲線とは?
エビングハウスという心理学者が提唱した「忘却曲線」によれば、 人は何かを学んだ直後から、どんどん記憶を失っていきます。
- 1日後には約70%を忘れる
- 1週間後には約80%を忘れる
でも、復習を1回でもすると、その忘却はゆるやかになる。 さらに、2回、3回と繰り返すことで「忘れにくい記憶」に変わっていきます。
記憶は“貯金”ではなく“筋トレ”に近い。 だからこそ、こまめに思い出すことが大事だと私は思っています。
私の復習習慣
私は、毎日の勉強の中で「思い出す時間」を意識的につくっています。
- 朝起きてすぐ、昨日やったことを20分復習
- 音読して、声に出しながら再確認
- 間違えた問題はNotionにメモしておいて、数日後に再チャレンジ
- 「復習予定ノート」に、いつ復習するかを書いておく
この「復習予定ノート」は、自分なりに復習サイクルを管理するためのものです。 記憶が薄れそうなタイミングで復習を入れることで、思い出す力を鍛えています。
復習は、インプットとちがって“結果がすぐに出にくい”けれど、 あとで「あ、覚えてた!」という実感が、自信にもつながります。
習慣化と復習の関係
復習もまた、習慣にしてしまえば楽になります。 私は、次のように“仕組み化”しています:
- 朝のルーティンに「昨日の復習」を組み込む
- Notionで「復習した日」を記録しておく
- 勉強タスクの中に「振り返り」も入れる
- 「復習予定ノート」に書いた日付を見て実行する
「やる気があるからやる」のではなく、 「やると決まってるからやる」という状態をつくることが大切だと思います。
まとめ
勉強の効率を上げたいなら、復習の質を上げる。 復習の質を上げたいなら、“思い出す回数”を増やす。
記憶は、思い出した分だけ定着するもの。 だから私は、毎日少しだけ、昨日の自分と対話しています。
「忘れる前に、思い出す」 その繰り返しが、学びを積み上げる力になると信じています。
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