こんにちは、ハルです。
本記事では、不動産鑑定士や宅建など、資格試験を受ける大学生に向けて、時間管理術のヒントを書きました。
はじめに
不動産鑑定士の勉強は長期戦である。大学の授業やバイト、課題と並行して取り組むとなれば、1日にまとまった勉強時間を確保するのは難しい。
そこで重要になるのが「スキマ時間の活用」である。
✅本記事では、私が日々の生活の中でどのようにスキマ時間を見つけ、どんな工夫をして勉強に取り組んでいるかを紹介したい。
なぜスキマ時間が大事なのか
1日を通してじっくり机に向かえる時間は限られている。
しかし、通学中や授業の合間、バイト前後など、「まとまってはいないが、何かに使える時間」は意外と多い。
こうした時間をただSNSを眺めるだけで終わらせるか、それとも少しでも勉強に使えるかで、1週間、1か月後の差は大きくなる。
スキマ時間は「短い」からこそ、集中しやすく、復習や暗記のような軽い作業には最適である。
また、スキマ時間の活用は“勉強モード”を切らさないためにも重要である。
たとえ5分だけでも勉強に触れることで、知識の維持だけでなく、モチベーションの維持にもつながるのだ。 長期的に勉強を続けるには、「学びから離れない」意識が必要であり、その点でもスキマ時間は大きな意味を持つ。
実際にやっているスキマ時間の活用法
バイト前の待ち時間
- アルバイトには早めに到着し、始まる直前まで勉強に充てている。
- 教材は持ち運びやすいものを選び、コンビニのバックヤードや控室で静かに取り組む。
- この“前の30分”が積み重なると、月に15時間以上の学習時間となる。
- 「この時間をムダにしなかった」と思えることが、勉強のモチベーションにもつながっている。
通学中・移動中
- 行政法規のテキストを読む。1項目だけでもOK。
- 鑑定評価基準をiPadにPDFで入れておき、繰り返し確認。
- 電車の中など、完全に集中できない環境でも「1つ読むだけ」で学習習慣をキープ。
授業の合間・昼休み
- 一問一答解く(選択肢を眺めるだけでも可)。
- 覚えにくい用語の確認。自作の暗記カードやスクショ活用。
- SNSを見る代わりに、ノートを1ページ見直す。
就寝前
- 「今日やったこと」をメモに記録。
- 覚えたことを頭の中で軽く振り返る。
- 翌日の勉強内容をざっくり決めておく。
- 夜に一度インプットした内容は、翌朝の復習で定着しやすいと感じている。
スキマ時間を活かす3つのコツ

1. 「やること」をあらかじめ決めておく
スキマ時間に「何しよう」と考えている時間がもったいない。 前日の夜や朝のうちに、移動中や休憩時間にやることを決めておくことで、すぐに行動に移せる。
勉強は段取りがすべてです。
2. 素材をスマホにまとめておく
PDF、画像、ノート、音声など、スキマ時間に使える教材はすべてスマホに入れておく。 「開くだけ」で始められるようにしておくことで、心理的なハードルが下がる。 また、フォルダごとに整理しておくことで、目的の教材にすぐアクセスできるのも重要なポイントである。
私は、goodnotesか写真フォルダを活用することが多い。
3. ハードルを上げすぎない
「5分でできること」だけをやると割り切る。 高すぎる目標は、かえって何もしない原因になる。 短い時間だからこそ、“小さな達成”を積み重ねるのが大切である。 「やりきった感」が1日の勉強の質を高めてくれる。
まとめ

勉強は机の前だけでやるものではない。
通学中、休憩中、寝る前。スキマ時間は探せばいくらでもある。
そして、それらを「何もせずに過ごす」のか「少しでも前に進む」のかで、数か月後の結果が変わってくる。
不動産鑑定士のような長期戦だからこそ、小さな時間の積み重ねが、合否を分ける力になると信じている。
毎日すべてが思い通りにいくわけではない。 だが、スキマ時間を活かすという工夫だけでも、勉強のリズムは大きく変わる。 「完璧な1日」より、「無理なく続く1日」を増やすことが、長く戦ううえでの鍵となる。
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